朝は、ただでさえ忙しい時間帯。お弁当づくり、子どもの支度、自分の身支度、洗濯機の稼働……。そんな中で意外とストレスになるのが「ごみ出し」です。
「時間ギリギリで玄関に置いてあったごみ袋を忘れた」
「子どもがぐずって、ごみ出しに行く余裕がない」
「分別が間違っていたことに朝気づいてバタバタ」
こんな経験をした人も多いはずです。
そこでおすすめしたいのが、“前日の夜にごみ出し準備をすべて終わらせておく”という習慣です。たった10分の準備で、翌朝のスムーズさが驚くほど変わります。ここでは、今日からできる具体的な「夜のごみ出し準備法」をご紹介します。
① まずは“家中のごみ回収”をルーティン化する
夜の準備で最初にやるべきは、家のごみ箱をすべて回って中身をまとめること。
特に、お風呂・洗面所・子ども部屋・リビングなど、家庭によって散らかりやすい場所は違いますが、“毎晩必ず回収”と決めてしまうことで、朝に急いで走り回る必要がなくなります。
回収のコツは以下の通りです。
小さなポリ袋を数枚ポケットに入れて回る おむつごみは専用袋にまとめて玄関近くへ 紙ごみはボックスに仕分けておく
毎晩やることで、「翌朝にようやくごみが溜まっていることに気づく」という事態も防げ、家が自然とすっきり片付きます。
② 分別は夜のうちに“落ち着いた頭”でやっておく
朝は、分別の判断をする余裕がありません。結果として、
「プラなの?燃えるごみ?」
「資源ごみの日だったのに出し忘れた」
というトラブルが起きがちです。
夜のうちなら、気持ちにも時間にも余裕があるため、分別作業がスムーズになります。
特に大事なのは以下のポイントです。
プラ・紙・金属など“細かい分け方”は夜のうちに ペットボトルのラベル剥がし・水切りも夜に 紙パックは洗って乾かしておく 子どもが出したプリントを一緒にチェックして必要・不要を仕分ける
「明日の朝は、ごみ袋を持って出るだけ」という状態にしておくと、朝の負担は驚くほど軽くなります。
③ ごみ袋の結び方を“朝運びやすい形”に整える
ごみ袋を適当に縛ってしまうと、朝持ちにくかったり、中身が漏れやすかったりしてストレスの原因になります。
夜のうちに、
・袋の空気をしっかり抜く
・手で持ちやすい形に結ぶ
・二重袋にしたほうがいいものは先に重ねておく
など、ひと手間かけておくと翌朝の快適さが大きく変わります。
特に生ごみや紙おむつなど臭いが出やすいものは、夜のうちにしっかり密閉しておけば、朝の玄関が臭う心配もありません。
④ 玄関に“ごみ出し専用スペース”を作る
重要なのは、夜のうちにごみ袋を“玄関まで運んでおく”ことです。
朝は、ただでさえ手がふさがりがち。子どもを抱っこして、バッグを持って、鍵を探して……と、両手が使えない状態になりやすいため、ごみ袋を取りにいくのは大きな負担になります。
玄関に「ごみ出し専用スポット」を作り、
・翌朝出すごみ袋
・雨の日用の大きめ袋
・スプレー消臭剤
・軍手
などをまとめておくと、動線がスムーズになります。
ワンアクションで外に持ち出せる環境をつくることで、朝の“忘れた!戻る!”もなくせます。
⑤ 明日のゴミの日を“見える化”しておく
「今日は何のごみの日?」という確認を朝にやると時間を取られます。
忙しい家庭では、スケジュール管理も“前日の夜に一度済ませておく”ことが重要です。
おすすめの方法は以下の通りです。
冷蔵庫に“ごみの日カレンダー”を貼る スマホアプリのごみ出しリマインダーをON 家族共有カレンダーに「燃える/プラ/資源」などを登録
夜のうちに「明日はプラの日ね」と確認しておけば、翌朝「袋が足りない」「分別が違った」などのプチトラブルが激減します。
⑥ 夜の“プチ掃除”で翌朝のごみを減らす
意外と侮れないのが、寝る前の“プチ掃除”効果。
たとえば――
・キッチンの排水口ネットを交換しておく
・シンクの生ごみを夜のうちに処分しておく
・子どものお菓子の袋やおもちゃの破れた箱を片付ける
これだけでも、翌朝のごみ量は大幅に減り、ごみ袋を大急ぎで交換する手間がなくなります。
特に料理後の生ごみは、朝になると臭いが強くなるため、夜のうちに処理すると気持ちよく一日を迎えられます。
⑦ ルール化して“10分だけ”で終わる仕組みにする
前日の夜の準備が続かない理由は、「完璧を求めすぎるから」。
そこでおすすめなのが、「10分だけやる」と決めて仕組みにしてしまうことです。
やるべき内容は以下の通り:
家中のごみ回収 分別 袋を縛る 玄関へセット 明日のごみの日の確認
これを毎晩ルーティン化すると、ほぼ自動で手が動くようになり、翌朝の負担が劇的に軽くなります。
特に子育て家庭や仕事で忙しい家庭には、この“手順の固定”が最大の時短になります。
まとめ:夜の10分で、朝の30分を取り戻せる
朝のごみ出しが負担に感じるのは、作業そのものよりも「段取りができていない」ことが原因です。
だからこそ、
・家中のごみを夜に回収
・静かな時間に分別
・袋をしっかり結ぶ
・玄関へセット
・明日のごみの日を確認
この5つを“前日の夜”に終わらせておくだけで、翌朝は驚くほどラクになります。
夜の10分が、朝の30分の余裕を生み、忘れ物やバタバタもなくなる――。
ぜひ今日から、気軽に取り入れてみてください。