家電リサイクル法対象機器とは — なぜ特別扱い?
「家電リサイクル法対象機器」とは、以下の「家電4品目」です。
- エアコン
- テレビ(ブラウン管・液晶・プラズマなど含む)
- 冷蔵庫・冷凍庫
- 洗濯機・衣類乾燥機
これらの家電は、廃棄の際に単に「ごみ」として処理するのではなく、リサイクルして資源を再利用することが法律で義務付けられています。
そのため、通常のごみ出しルールとは別の手順が必要です。
広島市での処分方法 — 主な手順
広島市で家電リサイクル法対象機器を処分する際は、以下の手順を踏みます。
処分前に、郵便局やゆうちょ銀行窓口で「家電リサイクル券」を購入/支払いを済ませます。
券には処分する機器のメーカー名・(テレビなら画面サイズ、冷蔵庫なら容量など)必要情報を記入します。
・リサイクル料金例(別途収集・運搬料金が必要)
| 品目 | 金額 | |
|---|---|---|
| エアコン | 990円~ | |
| テレビ | ブラウン管(15型以下) | 1,320円~ |
| ブラウン管(16型以上) | 2,420円~ | |
| 液晶・プラズマ(15型以下) | 1,870円~ | |
| 液晶・プラズマ(16型以上) | 2,970円~ | |
| 冷蔵庫・冷凍庫 | 170L以下 | 3,740円~ |
| 171L以上 | 4,730円~ | |
| 洗濯機・衣類乾燥機 | 2,530円~ | |
回収を依頼する
- 新しい製品に買い替える場合・・・新しい製品を購入する販売店に引取りを依頼してください。
- 処分のみの場合・・・処分する製品を購入した販売店に引取りを依頼してください。
- 購入した販売店が不明な場合など・・・市内の販売店などにご相談ください。
※リサイクル料金のほかに、収集・運搬料金がかかります。
自分で持ち込む
事前に郵便局でリサイクル料金を払い込み、お近くの指定引取場所へ持ち込んでください。
| 指定引取場所 | 住所 |
|---|---|
| 岡山県貨物運送株式会社 広島主管支店 | 広島市西区観音新町4-10-202 |
| 西濃運輸株式会社 広島支店 | 広島市中区光南6-2-15 |
市の大型ごみ収集を利用する(要予約)
対象機器は「大型ごみ扱い」となりますので、広島市大規模ごみ受付センターで予約し、収集日に出す方法があります。
運搬手数料は市の大型ごみ扱いで 3,000 円。
リサイクル券を貼り付けた上で排出します。
リサイクル券を家電に貼り付けた状態で排出。券を貼っていなかったり、はがれていたりすると回収されない可能性があります。
手続きなく一般ごみステーションに出すのは不可。
法律違反になるだけでなく、回収されません。
よくある注意点・誤解しやすいこと
市の通常の「大型ごみ収集」であっても、家電リサイクル法対象の家電は、 リサイクル料金とリサイクル券の取得が前提 なので、単なる「大型ごみ」と同じ扱いにはなりません。
パソコンや小型家電、電子レンジ・炊飯器などは、対象品目ではないため、家電リサイクル法の手続き不要です。これらは「不燃ごみ」「小型家電リサイクル」「その他ごみ」など、広島市の通常の分別ルールに従って出します。
無許可の不用品回収業者に頼むのは避けるべきです。不法投棄や適正処理されないリスクがあります。
なぜこの方法が求められるのか — リサイクルと環境保護の観点から
家電リサイクル法の背景には、ごみの埋め立て場の逼迫、資源の有効活用、環境への負荷削減という社会問題があります。古い冷蔵庫やテレビ、洗濯機などには金属やプラスチックなど多くの再資源化可能な素材が含まれており、適切にリサイクルすることで、廃棄量の削減、資源循環の促進につながります。
また、単に「大型ごみ」として焼却・埋立て処分されると、資源の無駄遣いだけでなく、処理にかかるコストや環境負荷も大きくなります。そのため、法律で定められた正しい手順を守ることが大切です。
市民として覚えておきたいチェックリスト
- 対象機器は「エアコン・テレビ・冷蔵庫/冷凍庫・洗濯機/衣類乾燥機」の4品目であることを確認
- リサイクル券を郵便局で取得・支払いを行う
- 排出方法は「市の大型ごみ収集予約」または「購入店・販売店への引取依頼」
- 排出時には必ずリサイクル券を貼付
- パソコン・小型家電など、対象外の家電は通常の分別ルールに従う
- 無許可の不用品回収業者に依頼しない
まとめ — 正しい処分で、資源をムダにしない暮らしを
広島市では、家電リサイクル法対象機器を廃棄する際、適切な手続きとリサイクル券の支払い、回収方法の選択という流れが義務付けられています。
たとえ古くてもう使えなくなっていても、その素材には再利用できる価値があります。
正しい処分を行うことで、資源を循環させ、環境にも未来にも優しい暮らしにつながります。
不用品を手放す際は、ぜひ今回のポイントを参考に、安全・確実なリサイクルを心がけてください。