広島市の家庭ごみの自己搬入

自己搬入とは ― ごみを“自分で持ち込む”という選択肢

普段、私たちは決められた「収集日」にごみステーションや決まった場所へごみを出します。

ですが、引越しや大掃除などで大量のごみが出る時、「収集日に間に合わない」「量が多すぎて出せない」ということがあります。

そんなとき便利なのが「自己搬入」です。

広島市では、家庭から出る一定のごみについて、自分でごみ処理施設へ持ち込むことができます。

自己搬入は、「ごみの分別」「袋詰め」「施設への搬入」ができる人にとって、手間と費用を抑えつつごみを処分する現実的な方法です。

持ち込める施設と対象ごみの範囲

対象となるごみ・施設

• 家庭から出る可燃ごみ・・・例えば台所ごみや紙くず、木くずなど。持ち込み先は、安佐南工場、中工場、安佐北工場 の各ごみ処理施設。
• ごみの量や内容によっては、自己搬入が認められている「大型ごみ」も持ち込み可能。対象施設は安佐南工場大型ごみ破砕処理施設。
• ペットボトル・リサイクルプラ・有害ごみなど一部のごみは搬入先がないため、通常の収集日に出す必要があります。

詳しくは、各施設にお問い合わせください。

可燃ごみ

その他プラ

不燃ごみ

資源ごみ

大型ごみ

ペットボトル

自己搬入先はありませんので、通常の収集日に排出してください。

リサイクルプラ

自己搬入先はありませんので、通常の収集日に排出してください。

有害ごみ

自己搬入先はありませんので、通常の収集日に排出してください。

こんなときは自己搬入が特に向いている

• 大掃除や模様替えで“ごみが大量に出た”
• 引越し前で、収集日まで待てない／収集日では回収不能な量や大きさのごみがある
• 古い家具や大量の可燃ごみなど、通常のごみステーションでは出しにくいものがある
• ごみの分別・搬出に協力できる人がいて、車で運搬できる

こうした場面では、自己搬入が最も合理的で、時間・お金・手間の節約につながります。

自己搬入のメリット

• 収集日を気にせず処分可能 — 週末の大掃除、引越しなどで出る多量ごみを、すぐに処分できる。
• 処分手数料が無料／安価 — 特に大量のごみを一度に処分する場合、納付券などを買って回収を依頼するより、自己搬入の方がコスパが良い場合があります。広島市では、自己搬入は基本的に無料とされています。
• 市の収集対象ではないごみの対応も可能 — 大型ごみ、木くずなど、ごみステーションでは受け付けにくいものを処分できる。

持ち込みの流れと注意点

持ち込みの手順（主な流れ）

まとめ — ごみを“持ち込み”という選択肢も覚えておこう

広島市では、普段の収集だけでなく、家庭ごみをご自身で処理施設へ搬入することが認められています。とくに多量ごみや大型ごみが出る機会には、自己搬入という方法が便利で、費用も抑えやすく、手続きも比較的シンプルです。

ただし、「持ち込めるごみの種類」「施設・搬入条件」「休場日」などのルールがありますので、事前に公式情報で確認することが大切です。